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スリット鉢の効果
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    スリット鉢は根の生育にはこんなに効果があります。



    イチジク苗(1年生:同品種)で比較してみました。

    鉢物の場合、根の生育状況が一番大事です。

    通常の鉢では「サークリング現象:ルーピング」が起こり、

    根がお互いに絡んでしまい水を通し難く、通気が悪くなり生育に問題がありましたが、

    スリット鉢ではその問題が解消されました。

    植物の生育は2〜3割ほど良くなりました。

    「左:普通のプラ鉢」「右:スリット鉢」





    日本でも一般の方にかなり浸透して来ましたが、

    現在は日本より外国(特にアメリカとヨーロッパ)の生産者さんにすごく注目されています。

    この鉢はすごい「Made in Japan」なのです!今はメーカーも輸出の方に力を入れているようです。



    話せば長くなりますが、10数年ほど前は本当に安価な生産者用のプラ鉢でしかありませんでした。

    確かに現在も見た目と丈夫さには欠ける所がありますが・・・

    発売されました頃に朝日園へも営業の方が売り込みに来られたのを覚えています。

    現在もその方が弊園の担当者さんです。今ではほぼ毎月のように来られます。



    仕入れのルートにはスリット鉢の特許を持っておれられます農業資材専門のM社さんと、

    プラ鉢を製造しておられますK社さんの2社があります。

    開発者と製造者が違うのがややこしくなっているところです。

    園芸店さんはK社さんから仕入れをされていると思います。

    生産者はM社より仕入れていると思います。



    朝日園はどちらの社も20年以上の付き合いはありますが、

    大量に使いますので比較しますとやはりM社さんより仕入れる方が相当に安価になります。

    M社さんの特約店扱いにもして頂いております。

    M社さんは農業業務用の販売のみで一般の方への販売はされていません。

    それで弊園へ納品されます分の一部を皆様へ安価にて販売をさせて頂いております。



    最初は苗木をご購入頂きました方より「スリット鉢」を分けてほしいというお声を聞きましてからです。

    当時は園芸店も見た目と安価で利益率が少ない為にほとんどどこも扱っておられませんでした。

    その後「趣味の園芸」等のテレビや雑誌に載るようになり、特に「果樹」「バラ」「クリスマスローズ」の愛好家にたいへん評判になりました。

    特に宣伝広告もされていないのに一般の方の「口コミ」のみで評判が広がったわけです。



    今年の初めには「園芸資材の卸店様」よりクレームがありました。

    園芸資材卸店さんが園芸店さんへの納入価格より、

    朝日園では安くで一般の方へ販売していることへのお怒りでした。

    今でも弊園の植木をご購入頂きました方へのサービスと言う考えは変わっておりません。

    今ではスリット鉢卸店のように思われている方もおられるようですがそこの所をご理解下さい。

    梱包して発送をしていたら扱わない方が得なぐらいの薄利なのです。

    メリットは水やりをしなくても良い事くらいです。

    クレームの一件はメーカーさんと話はついておりまして了解を得ております。



    この鉢は元々は生産者用の安価なプラ鉢ですので、

    美品で丈夫で長持ちをご希望されます場合は高価なプラ鉢をご購入されます事をおすすめ致します。



    本当に長くなりましたが、

    どちらもイチジクさし木苗1年生です。





    根の状態を見て下さい。





    右のスリット鉢で育てられたものはタテに根が伸びています。

    左の通常の鉢ではヨコに根が伸びています。

    これがサークリングと言う現象で根が鉢のぐるりを何回もまわり根詰まりを起してしまいます。





    形状が八角形になっているのと、

    中に凹凸があるのが分かるでしょうか。これが特許だと言うことです。







    底面にはスリット状の大きな切れ目があり、水捌けが相当に良くなっております。





    生産者用に作られていますので、スリット上部はこんな感じで色ムラがあります。

    製造上は完璧とは言えません。製造上の汚れはクレームしないで下さい。

    配送もS便さんですので弊園へ到着時はよく割れていることがあります。

    弊園販売品が到着時に割れていた場合は交換の対応をさせて頂きます。

    色ムラにつきましてはご了承願います!





    色は「モスグリーン」「赤茶色」「紺色」「黒色」があります。

    尚、黒色は夏場の鉢内部の温度が高温になりますので弊園では使用しておりませんので、

    販売もしておりません。





    朝日園では最近は「紺色」の人気がなぜか高いです。

    また近年はホームセンターでも扱い出したようですが、

    スリット鉢の特徴を知らない一般の方には受けが芳しくないように聞いております。

    やはり植物の生育と管理方法にどう言うメリット、デメリットがあるのか話さないと分からないですよね。見た目が良いわけではないのですから・・・



    よく「CSKケンガイ」タイプの取り扱いはしていないのかとお問い合わせを頂きますが、

    このタイプはおすすめ出来ません。

    上部に縁があり、鉢底が極端に狭くなっており、バランスが悪くすぐに倒れます。

    生産者にとりましては高価でコストが合いません。



    10年以上生産に使用しておりますので、スリット鉢へのご質問がありましたらお問い合わせ下さい。



    お疲れ様でした。
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